おしらせ

奈良にて国際シンポジウムを開催しました

5月28日、29日に奈良にて、新学術領域「ゲノム遺伝子相関」の国際シンポジウムを開催しました。国内外から100人余りの方が参加されました。この場を借りてお礼申し上げます。
招待演者の方の中から、スケジュール調整が可能であった方を木原生物学研究所にお招きして、第25回(Dr. Frederic Berger)、第26回(Dr. Luca Comai)木原セミナーを開催致しました。

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With Luca

 

殿崎さんの総説がFrontiers in Plant Scienceに掲載されました。

*Tonosaki K, *Kinoshita T. Possible roles for polycomb repressive complex 2 in cereal endosperm. Front. Plant Sci. 6:144 eCollection (2015)

ポリコーム複合体は、ショウジョウバエで発見され、植物ではシロイヌナズナで多くの知見が蓄積しています。複合体の構成因子のいくつかは種子形成時の胚乳発生に重要な影響を与えるため、種子を食糧としている穀類での機能解明が求められています。本総説では、これまでの穀類での報告に関して、シロイヌナズナのポリコーム複合体構成因子と比較して、機能的な類似性や違いをまとめたものです。

 

第24回木原セミナー・GPセミナーを開催しました

1月22日(木)に共同研究などでいつもお世話になっている、東京理科大学の朽津和幸先生を迎えて第24回木原セミナー・GPセミナーを開催しました。カルシウムシグナル、ROSシグナルなどの植物の最先端シグナル伝達機構に関してご講演頂きました。顔の広い朽津先生のセミナーでしたので、八景キャンパスからも参加者が複数ありました。