おしらせ

共同研究の論文が出版されました

東京理科大学の朽津先生の研究室の論文がAutophagy誌に掲載されました。
イネのOsATG7遺伝子の機能に関する論文です。ATG7遺伝子はオートファジーに必要なコンポーネントをコードする遺伝子で、酵母からヒトまで広く保存されています。もちろん、双子葉植物、単子葉植物にも保存されていますが、今回の論文では、シロイヌナズナの変異体では観察されなかった表現型をイネの変異体の解析から報告しています。イネでは、生殖過程での同遺伝子の機能が重要であり、タペート組織における脂質代謝に関与している可能性が強く示唆されています。
https://www.landesbioscience.com/journals/autophagy/article/28279/
私達は、バイオトロンブリーディング法(Ohnishi T. et al., PCP 2011)を用いて、変異体の戻し交配を迅速に行うことで共同研究に参画しました。